水ぶくれの治療
水ぶくれは、皮膚が隆起して中に液体がたまった状態です。
水ぶくれのできる原因としては様々な疾患があります。
- ウイルス感染
- 熱傷(やけど)
- 虫さされ
- 伝染性膿痂疹(とびひ)
- 足白癬(水虫)
- 水疱症(水疱性類天疱瘡などの自己免疫疾患) など
それぞれの疾患・状態に合わせて治療を行います。
水ぶくれを伴う疾患
水痘(みずぼうそう)
子供に多い疾患で、かゆみを伴う水ぶくれが全身にできます。発熱や軽い頭痛などの症状が現れることもあります。人から人へ感染しやすく、毎年春先に流行しますが、ワクチンで予防することも可能です。
手足口病
手足口病は、手足や口の中などに水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症です。子どもを中心に、主に夏に流行します。感染症発生動向調査によると、例年、報告数の90%前後を5歳以下の乳幼児が占めています。病気の原因となるウイルスは、主にコクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71(EV71)で、コクサッキーウイルスA10などが原因になることもあります。